Saul Leiter 展に行って来た
ニューヨークが生んだ伝説の写真家Saul Leiter展が開催されており、伊丹市立美術館へ行って来ました。
特に今日は、"写真家ソール・ライター急がない人生で見つけた13のこと"が特別上映されていました。
"人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ"と語り、あえて名声から距離を置いて生きたソール・ライター。
2006年初の作品集が出版されると、"巨匠の再発見"に世界に熱狂して迎えられましたが、その時、ソール・ライターは80歳を超えていました。
ソール・ライターの作品は、写真集"All about Saul Leiter"を見て、有名な作品は知っていましたが、今回新ためてプリントされた数々の作品を鑑賞することが出来たことにより、ほんの少しですが、ソール・ライターに近づけたような気がして、何か心が満たされたように感じました。
もちろん、展示されていた作品は素晴らしく、感動を覚えるものでした。おすすめできます。
伊丹市立美術館へは、今回初めて伺いました。
作品の展示スペースは小さめだと思いますが、中庭が綺麗に整備されており、また国の重要文化財である旧石橋家住宅や旧岡田家住宅がある一角にあり、建物群としても"文化の郷"として相応しいものとなっています。
満たされて気分で伊丹市立美術館を出た後は、周辺を撮影して楽しみました。
旧岡田家住宅内を撮影
人が来てくれるのを待っていたら
スローシャッターで人が通るのを待っていたら
人影がカッコ良かったので
旧岡田家住宅を出ます。
伊丹は、有岡城の町家地区を中心に、酒造の町”伊丹郷町"として発展しました。
今でもその面影を大事に残しておられます。
写真撮影を楽しむ人にも、おすすめできるエリアです。
おしまい